2020/06/02 14:54


 16世紀のドイツの画家ハンス・ホルバインの木版画が素晴らしく、

木版画集のタイトル「死の舞踏」が昨今全世界を見舞っている状況と同じで

不謹慎なのか?アイロニックなのか?見せしめなのか?

とても惹かれたので模写しました。


作業時間3日!(皮肉にも外出自粛期間だったから出来たんです)

細かい線は、私はペンで描いてますが、当時は職人が版画刀で削って作った線だと思うと

感慨深いですよね。



(削って出来た線の様にわざと汚く線を描いています)

 


「 YOUNGER- 若者 」という副題の木版画です。


骸骨が死神=黒死病という事なのでしょう。



 文学界で言うならカミュやデフォーが書いた「ペスト」。

映画だと「アウトブレイク」とか、最近だと「新感染」「感染列島」「コンティジョン」等々で描かれた世界。


 15世紀ならまだしも、21世紀の現代ですよ。

まさか本や映画の中の出来事だと思っていた事が、現実社会にこんな簡単に拡まってしまうなんて、、、。




 もう一度気を引き締め直して、夏を、、、いや年内乗り越えなくてはならないですよね。



 この「TOTENTANZ -死の舞踏」Tシャツを、

“「単に可愛い木版画のレプリカTシャツ”とするのか?

“少し意味を持たせて着るのか?”

どう言う風に着るのかは、その人のセンスですよね。





 そんな事を考えながらコーディネートに取り入れられるのがファッションの醍醐味!

たかがTシャツ1枚ですけれども、、、。