2020/06/01 11:27

子供の頃「本読むの大好きです!」と言っていた人も

10代後編から20代、30代はどうでしたか?本読んでいましたか?


なかなか本の世界に没頭する時間を確保できなくて、

DVDで映画観たり(今みたいに動画配信なんて無い時代の話しです)、

音楽を聴く時間の方が多かったり、、、。


30代半ば、友達が所帯を持ったり、各々の仕事が忙しくなりはじめ

以前ほど集まって時間を共有しなくなった頃、また本を読む習慣が戻ってきた。


「死ぬまでに読みたい本」というリストを作り、リストを塗り潰していくように読み漁りはじめました。


海外文学は訳者の癖があるので、ハマると読み進めるのが簡単ですが、

そこに行き着くまでに挫折してしまう事も多々あります。

そんな海外文学ですが、2冊目で出会ったデュマ・フィスの「椿姫」が面白かったので、

それから海外文学の虜になリました。




 面白いと言っても、まぁ然程の起承転結がある様なわけでもなく、

作者デュマ・フィスの実体験に基づくお話しなので、妙な当時のリアリティなのか?

淡々と男女の出逢いと別れが描かれているのですが、

その淡々とした描き方がなんだか薄っすらと脳裏に刷り込まれていくんです、

そしてなぜか、時間が経ってから胸を締め付けられる様な思いが蘇ってくるのです。

(個人的な感想であった必ずそういう効果がある訳ではありません)



 読むまで[フランス文学]という観念は全くなかったのですが、読了後に色々調べていく内に

「あぁ。『椿姫』ってフランス文学なんだぁ、、、」と分かった訳です。


その淡々とした具合がフランス文学なのか?






 はじめて読んだフランス文学「椿姫」を調べていく内に

かなり昔に出版されたものが、海外の古書販売サイトで売っているのを知り、

装丁の美しさにも感動し、「この古本、、、欲しいなぁ、、、手に入れたいなぁ。」

と思いました。






手に入れたいんですけれどネ、、、

恥ずかしいのですが、仏語できる訳でもありませんので、古書手に入れても仕方ありません。

コレクターズアイテムになるのでしょうが、結構値も張る様です。


これは模写してTシャツ作ろうかなぁ、、、という運びになりました笑


画像を保存してスキャンしても、画像粗かったり、版権などもありますから、

何十枚か画像を探し、何個かの鮮明に写っている画像を観ながらそれを模写するのです。

見ながら描く、とにかく見て、とにかく描く、その繰り返し。













 


じっくり観察しながら模写していますので、よくよく見ると細かい部分が違っています笑


そして文字をなるべく似ているフォント、レイアウトして、、、

所蔵図書館の所蔵印も真似て作って、プリントします。







もしデュマ・フィスの「椿姫」読んで、気に入ったらTシャツも欲しくなると思いますので

「椿姫」読んでみて下さい笑




※一番上の新潮文庫の「椿姫」を読みましたが、とても読み易い訳だったのでオススメです。