2020/05/27 15:32
25歳の時(もう何十年も前の話しね!)
原宿のMILKBOYを辞めた。
その時は販売員としてできる事は全てやった気がしたから、、、
(ていうか、本当に売れるお店になったので、売り上げが落ちるのが怖かったというのも在った)
辞めようかなぁ?と思い始めたタイミングで、スタイリストの声が掛かった。
タレントさんのテレビ出演時の衣装集め、ミュージシャンのCDジャケット衣装。ライブ衣装制作。雑誌のグラビア、CMの衣装も、、、、。
今思えば、結構たくさんのお仕事を貰えた事に感謝しなくてはならないんだけど、なんせ怖い物知らずの20代!!「もっと自分を活かせる仕事をしたい!!」と思いスタイリストしながら模索した毎日でした。
結局演劇業界に足を踏み入れ、演劇業界で20年近く過ごすんですけれど、、、。
その20年間にも数回、「洋服の仕事すれば?」と声を掛けてもらっていたのですが、格好付けしいだったので[2足の草鞋は、、、]と勝手に自分で思い込んで、洋服のお仕事は一切しませんでした。(自身の舞台衣装を作るだけで楽しかった)
さて、そろそろビジネスとして結果を出さなくては?という時期(年頃)になっていました。
幸か不幸か、[昔とった杵柄]効果で、お洋服の仕事、、、すぐに決まったんですね、割と大手のアパレル。(有難や有難や)
洋服といっても、どちらかと云うと広報的な仕事でして、出版社へ売り込みに行ったり、イベントのお手伝いしたり、編集者の方と仲良くしたり、、、という内容。洋服に触れているのだけれど、なんか洋服じゃないんだよなぁ?という疑問を抱きながら広報の勉強をさせてもらいました。
結局、広報の仕事って洋服屋さんではなくて、広告代理店みたいな?、、、自分のやりたい仕事では無いんだなぁ、、、と思い始めたころ、「やっぱり自分自身でブランドを立ち上げてみるしか無いのかなぁ?」なんて気持ちも同時に生まれ始めたんです。
その2へ続く。

〈 2014年、自身で洋服ブランド始めようかなぁ?と思い始めた頃の原宿。〉